健康保険組合加入

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中小企業労働者のデメリットとは?

元タクシー運転手で、現在は、上場企業のトラックドライバー運転手として、生計をたてております。 もともとは、10年タクシーをやって、個人タクシー開業を目標としていましたが、 普通解雇をされてしまい、経歴もとまってしまいました。

労働組合と会社との団体交渉を経て、労働審判中である現在、その後の異議申し立てを経て、本訴に移行すると思われます。 しかしながら、労働者は、日々忙殺されているうえ、会社に意見をしたところで、反映されません。「いやならやめるしかない」「社長の会社ですから」こんなことを毎回言われて、御用組合もいいなりですから、労働組合も機能しません。というか、うるさい労働者の代わりなんていくらでもいるとでも思ってるのでしょう。労働者=自分がその会社の小さな経営者で、かつ、商品です。自分が商品ですから、健康を害して壊れたりすると、不良品扱いです。直そうとはしないんですね。中小企業だと。リノベはできない模様。

大企業労働者のメリットとは?

大企業ならば、就業規則や労働協約書が、棚に備置きされ、さらには、PCにも保存され、電磁的記録をいつでも閲覧できるし、コンプライアンスもうるさいくらい徹底しています。そして、企業法務弁護士がいたりして、相談窓口もあります。パワハラ、セクハラはもとより、内部通報は匿名でも実名でもよく、職場はずし、いじめ、社内窃盗、口喧嘩、公衆で用をたす、軽犯罪法に至るまで、監視カメラと外部カメラと対面チェックで管理されており、頭が痛い、だるいなどの理由を口にするものなら、すぐに、温度チェックと産業医に連絡がいくようになっていて、その日は休め!(労災をうけたくないから)と言われます。一言でいうと安心して仕事ができます。当然、上層部からの指示も絶対であり、抜き打ちで同乗したり、SDカードチェックをして、不審な働きをしてないかもチェックされます。適度な緊張感の維持というところでしょうか。所見にサインを求められます。「あなたのことは誰かがみてますよ」とい緊張感?監視??まあ行政指導も過去にうけての運用かと思います。普通にしてれば、この仕事量でギャラもらっちゃっていいの?と思う内容です。中小とは違う発想。労働者=商品ですが、壊れるまで使い倒します(笑)修繕します。再利用します。全国転勤もあります(苦)辞令はいきなりやってきます(苦)

まあ配置転換権は、経営陣にありますので、労働者側には提案権はありません。ここが中小と違うつらさかな。

ですが、中小企業だと、トップダウン方式なため、ボトムアップができません。会社をよくしてやろうと思って提案したところで、社長の気分次第。大企業だと、よくしてやろうと思った提案が通ることありますね。ヒヤリハット集をスマホで写真とって、社内共有しましょうとか。

地味だけど、事故って、気のゆるみからくること多いですし、その人のモチベにもよりますので、統一性は必要だと思いますね。

大企業の健康保険組合加入のメリットとは?

大企業ならば、健康保険組合に加入しており、傷病手当金や禁煙プログラム、フィットネス、ホテルなどのベネフィットがあります。全部外部委託です。普通の人なら、6万円もする禁煙プログラムが無料だったり、星野リゾートホテル券だって、オフシーズンともなると、50%引きだったりして、とってもお得です。法人契約してるから、その枠を使ってるのでしょうが、協会けんぽだとこのようなベネフィットはありません。そして、保険料率も1.88%とられることはなく、組合によりけりとはいえ、私は1.3%程度しか、給与から天引きされていないので、可処分所得が増えることになります。

中小企業が加入する協会けんぽのデメリットは?

中小企業だと協会けんぽ加入となり、ベネフィットは少ないし、申請できても、会社の印が必要なことが多いです。ダイレクト感がなく、スピードも遅いです。コロナの頃の雇用調整助成金や休業補償の件で、実感してます。 中小企業だと、人数も少なく、急な休みを想定していないため、「休んで様子を見ましょう」といわれても、無給です。 中小企業が加盟する協会けんぽの場合、申請書は自分で取り寄せる必要があるし、会社の上司が申請書の書き方がわからなかったりして、後手後手にまわったりしました。これはとても損なシステムです。だって給料から毎月健康保険料を徴収されているにもかかわらず、給付申請をするには、ネットだけでは完結しないからです。給付申請時は、今困ってる人が多いのに、アドバイスすらないというのは、デメリットです。自分で調べろというのは簡単でしょうが、運用も遅かったですよ。中野にある協会けんぽに来庁したときでさえ、事務的な対応しかせず、電話をかけると、音声ガイダンスに沿った案内しかしないし、これでは、毎月保険料徴収されてる労働者側の視点にたっていないとさえ思いました。申請書を郵送してほしいのに、会社担当者様にご相談されてはどうですか?なんて答え求めてませんでした。

保険料率と協会けんぽの相関

協会けんぽの健康保険料率は、日本年金機構が管理していて、さらに日本年金機構は、厚生労働省年金局や地方厚生局から委託されており、

毎年4月から6月までの3か月分の給与支給額より、7月から翌年3月までの、保険料が決まる。計算式も公表されている。運営するにも、お金はかかるし、維持をするため、データー管理料も必要であろう。人件費だけではないことも理解できる。無知な労働者も、健康を願っていることは違いがなく、体の不具合がなければそれはそれでいい。精神疾患にだってかかりたくないし、外傷疾患にだってなりたくない。

ただ、大企業だろうが、中小企業だろうが、同じ時間を切り売りして働く、労働なのに、扱いや解釈が違うのはなぜなのか。対応がバラバラなのはおかしい。システムも使いにくく、アドバイザーとはいいきれない。自分である程度知識があって、質問の仕方も要点整理できる方ならともかく、労働者が皆そうとは限らない。無知につけこんで、しれっと保険料だけ徴収され続けるシステムだとしたら、納得できない。

大企業の健康保険組合加入のメリットとベネフィット具体例

大企業の健康保険組合があると、例えば、会社の上司に、体調不良を訴えたとします。病院の診断書の有無は関係ありません。私の場合は、メニエール病の疑い(難聴?)のため、投薬をすると、運転手は眠気に襲われる心配や、有責事故の要因となりうるため、「休んで様子をみましょう」と上司に伝えられます。 その後、治療に専念後、「傷病手当金支払い申請書」を渡され、病院の所見欄を記載してもらい、会社に提出すると、4日目以降の労働できなかった日数分の日当が振り込まれます。自分で申請書を用意する必要もなく、口頭でいうだけで手続きが進んでいきます。

協会けんぽ加入の健康保険証について、皆様も、今一度、健康保険証(青)の記号番号から、ご自分の申請できるもの、できないもの、質問しないと無回答なものを振り分け、使いこなしていってくださいね。

組合健保の場合、健康保険証の色は(赤)です。

共済組合の場合、健康保険証の色は(青)ですが、公務員の方、米軍基地労働者など、一般人にはなじみが薄いが、ベネフィットは最強です。

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解雇有効の場合、あなたがやるべきこと! 有責事案が思い当たる場合、裁判や労働審判しても、無駄なのか? いや、やる価値ありますよ。 弁護士がつかなくても、低廉な価格で、事を起こしましょう! すっきりしますよ。